Flutterを使ったアプリを始めました!

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シムネットで、インフラ管理とモバイルアプリの開発をしている千葉です。

現在モダナイズプロジェクトとして、新たなモバイルアプリの開発を始めたので、その一部を紹介します。

新プロジェクト

弊社では、Ionic+Angularを使ってモバイルアプリを開発していますが、新たな取り組みとしてFlutterを使ったモバイルアプリの開発を始めました。
既存のプログラムをモダナイズする意味で、バックエンドにはLaravelを採用しています。

Flutterは、数年前から人気が出てきたクロスプラットフォーム開発のフレームワークです。
React Nativeと比較されがちですが、FlutterはDart言語が書きやすいこと、環境構築が容易であること、ホットリロードによる開発効率の良さが特徴です。

当初は、React Nativeの方がJavaScriptやTypeScriptの経験を活かせると思っていました。
しかし、環境整備やReact Native(React)の学習コストを考えたときに、Flutterの方が将来的にやりやすいと判断しました

理由として、以前から個人でFlutterを使ったモバイルアプリをリリースしたり、パッケージを公開していたりしたので、今後のプロジェクトでも問題解決がしやすいと思いました。
そして、何より「Flutterをやりたい」という開発スタッフの声があったという点も大きいです

Flutter入門の本を書きました

しかし、「やりたい」の声とは裏腹に、社内でFlutterの開発経験をしているスタッフがほとんどおらず、学習が必要となりました。
そこで、自身のアウトプットを兼ねて、入門書を執筆しました

内容はFlutterで使われているDart言語について、Flutterのチュートリアル、テスト、Visual Studio Codeの扱い方を解説しています。

この書籍はKindle Unlimitedでも公開しているので、ぜひ読んでみてください。

プロジェクトにおける問題点

プロジェクトを発足するにあたり、懸念点がありました。

それは、UIのデザインをどうするかです。
弊社では主にデザイナーチームとプログラマーチームに分かれて開発を進めていますが、Webアプリでは簡単な修正はデザイナーが行っています。

これをFlutterを使ったスマートフォンアプリでは、デザイナーにもプログラミングを軽く学んでもらうか、もしくはプログラマーですべて行うか、検討を重ねました。

最終的には、デザイナーの負担が大きいとの判断に至ったため、やはりプログラマーですべて対応することになりました。
デザインはXDでもらい、プログラマーがその内容に沿ってUIのWidgetを開発するスタイルです。

 

まだ始まったばかりで今後もさまざまな問題点も出てくるかと思いますが、チーム全体でFlutter開発を盛り上げていきたいです。

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