日に日に暖かさを増し、若葉が輝く今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
時短料理の代表格、鍋の季節が過ぎ去ったことが惜しくてならない中井です。
さて、4月1日に入社式を終え、晴れてシムネットの一員となった2021年卒新入社員の3名ですが、
このたび初仕事として、8日間にわたるグループワークを行いました。
4月16日(金)には成果発表会も行いましたので、ここにご報告いたします!
テーマは次の通り。
古参社員でも即答が難しいテーマですが……。3人はどのように取り組んでくれたのでしょうか。
まず3人はスケジュールを組み、それぞれ役割分担を決めました。
前半3日間を調査と検証に、後半5日間を発表に向けたスライドやモック(サイトページの見本)の制作に充てることにし、調査として先輩社員にインタビューをとることも決めました。
8日間にわたるグループワークなので、役割分担も行います。
大会に出て優勝しちゃうくらいゲームをやり込んでいるAさんは、同業他社との比較
「怪獣8号」という漫画にはまっているKさんは、会社やサービスについての過去と現状の把握
と決め、発表のスライド作成も各人が担当。
モックはYさんがメインで担当し、Aさん・Kさんは、社員へのインタビューを行います。
下調べのなかで、でてきた疑問。
「どのようにして市場に新規参入していったのか」
「市場の現状やサイトの立ち位置はどうなっているのか」
サービスの立ち上げ時を知るベテラン社員や、直接顧客の声に触れているCS(カスタマーサービス)の社員、マーケティングを行うディレクターなどに質問をぶつけました。
それぞれの調査内容とインタビューの回答をまとめ、発表用のスライドを作成していきます。
先輩のエンジニアに、何度もフィードバックをもらいながら調整を重ねたようです。
そしてついに発表の時を迎えます!
分担して作ったスライド、発表も交代で登壇します。
緊張しながらも打ち合わせ通り、しっかりと進行する3人。
傾聴する社員の表情も真剣そのもの……(?)
この日は、オンラインで聞いている社員も数多くいました。
サービスの現状、市場での立ち位置がわかりやすくまとめられていました.。
ブリーダーとのマッチングビジネスとして、市場に新規参入し、サービスを拡大していった流れが分析されていました。
市場の課題は何か、今後サービスが飛躍するためにはどういった施策が必要か、3人の見解が示されました。
最後は、制作したモックを実際に動かして企画説明を行い、発表を締めくくりました。
社員にとっても、自社サービスについて認識を新たにするよい機会になったのではないでしょうか。
3人が考えた企画については、社員から本気の質問も飛びました。
新たな可能性が開けてくるような、新鮮味のある内容だったからです。
発表を終えて、ほっとするひととき。
さて、大役を終えた3人。
何が一番大変だったかを尋ねると……
それでもAさんは何を聞いても非常にレスポンスが早く、3人を引っ張る存在であるようにも見えます。今回の経験で、企画の楽しさも感じたそうです。
それぞれが蓄積した情報をひとつの成果物にまとめあげるためには、細かなすり合わせが必要でした。
「その都度確認することを心掛けた」というKさんは、協調性を大事にしていたのではないでしょうか。
発表は「緊張した」と話すYさんですが、下準備をしっかり行ってきた成果が、発表では感じとることができました。
また、思考法についての「気づき」もあったようです。
Yさんは、「”仮説を立ててから、根拠を集めていく”という考え方が勉強になった」と言い、Aさんは「先に結論ありきの思考に陥らず、理屈を積み上げていくことの重要性を感じた」と言います。
これは相反することのようであり、実はどちらも重要ですね。
仮説を立てることは、効率的に情報を集めるための手段となります。しかしその後のプロセスでは、固定観念にとらわれることなく、根拠に基づいて仮説の検証と軌道修正を重ね、論理的な結論を導きださなくてはなりません。
グループワークにおいてそうした思考法を学べたことが、3人にとってもっとも大きな成果だったのかもしれませんね。
入社までは、会ったこともない3人でしたが、手探りではじめたグループワークをきっちりとこなし、見事な発表をしてくれました。
本当にお疲れさまでした!