会社の規模が大きくなるにつれて、働くパパ・ママも増えているシムネット。
そんななか、昨年8月に産前休業を取得し、9月に出産をした新米ママ社員2名が、今年6月についに仕事復帰を果たしました!
シムネットは比較的若い世代が多い会社ですが、実は育児休業(以下:育休)の取得者は今回が初めて。
そんな新米ママ社員の2名に、育休中の苦労や現在の働き方についてインタビューしました。
この記事の目次
新米ママ社員 プロフィール
出産予定の6週間前から産休を取得
W:私たちが妊娠したのは、日本で新型コロナウイルスの感染者が出始めるちょっと前でした。
ただでさえ妊娠中はナーバスになりがちなのに、そこに未知のウイルスの脅威が加わるとなると、日々の通勤や働き方に対しての不安も大きかったです。
でも会社も私たちの不安を踏まえて、通勤時の混雑回避のために時差出勤を提案してくれたり、テレワークを取り入れてくれたりしてくれて。
そのおかげで、仕事をするうえでは、新型コロナウイルスに不安を感じることは、ほとんどありませんでした。
ただでさえ妊娠中はナーバスになりがちなのに、そこに未知のウイルスの脅威が加わるとなると、日々の通勤や働き方に対しての不安も大きかったです。
でも会社も私たちの不安を踏まえて、通勤時の混雑回避のために時差出勤を提案してくれたり、テレワークを取り入れてくれたりしてくれて。
そのおかげで、仕事をするうえでは、新型コロナウイルスに不安を感じることは、ほとんどありませんでした。
R:妊娠初期のころ、切迫流産と診断され、1カ月間の自宅安静を余儀なくされてしまいました。急なお休みにも関わらず、快くお休みをいただき、とてもありがたかったです。
また、新型コロナウイルスの予防のためのテレワークでしたが、妊娠後期になりおなかが大きくなるにつれて、満員電車に乗らずに済むことへのありがたさも感じました。
また、新型コロナウイルスの予防のためのテレワークでしたが、妊娠後期になりおなかが大きくなるにつれて、満員電車に乗らずに済むことへのありがたさも感じました。
出産後は、8週間の産休+6カ月の育休期間に
W:苦労というかなんというかですが、私は話し相手がいなかったことがキツかったですね。夫が今年の3月から平日限定の単身赴任になり、土日以外はずっと娘とふたりっきり(と猫1匹)で過ごすことになって……。
もちろん育児や家事の負担も大きかったのですが、「今日こんなことあったよ~」といった些細な会話ができないのが、個人的にはなかなかのストレスでした。
もちろん育児や家事の負担も大きかったのですが、「今日こんなことあったよ~」といった些細な会話ができないのが、個人的にはなかなかのストレスでした。
R:ホルモンバランスの崩れと睡眠不足が大変でした。息子が3カ月のころくらいまでこの二つに苦しめられ、ほぼ毎日「夜が来る、(夜泣きする息子が)怖い」と泣いていました。
夫も育休を取ってくれていたので一人じゃなかったのが幸いでしたが、「一人だったらどうなっていたんだろう」と想像するだけでぞっとします。今思うと産後鬱に片足を突っ込んでいたのかもしれません。
夫も育休を取ってくれていたので一人じゃなかったのが幸いでしたが、「一人だったらどうなっていたんだろう」と想像するだけでぞっとします。今思うと産後鬱に片足を突っ込んでいたのかもしれません。
産休・育休合わせて、約10カ月ぶりの仕事復帰
W:そうですね。休みが長くなれば長くなるほど、復帰への不安が大きくなりました。
それでもデザイナーのOさんを筆頭に、社員のみなさんがこまめに遊びに来てくれたので、育休中も会社を身近に感じることができました。
それでもデザイナーのOさんを筆頭に、社員のみなさんがこまめに遊びに来てくれたので、育休中も会社を身近に感じることができました。
R:仕事に馴染めるのかや復帰後の働き方について不安がありましたが、育休中にメールやWeb面談などで近況報告をしてもらえたので、疎外感がなく過ごすことができました。
また、復帰後の働き方についても、どのような制度があると働きやすいかヒアリングを受け、それをもとに新たに制度を設けていただいたので、不安が一気に解消されたと思います。
また、復帰後の働き方についても、どのような制度があると働きやすいかヒアリングを受け、それをもとに新たに制度を設けていただいたので、不安が一気に解消されたと思います。
復帰後仕事とのかかわり方は・・・
W:保育園の送迎に間に合うように、8時15分~17時15分の勤務で、原則残業はありません。
また、オフィスでの業務が必要でない限り、基本的にテレワークにさせてもらっています。
シムネットは仙台駅直結のビルにあるので、そこまで通勤に苦労することはないのですが、テレワークだと昼休みに部屋の掃除をしたり、洗濯をしたりできるので、時間を有効的に使えています。
また、オフィスでの業務が必要でない限り、基本的にテレワークにさせてもらっています。
シムネットは仙台駅直結のビルにあるので、そこまで通勤に苦労することはないのですが、テレワークだと昼休みに部屋の掃除をしたり、洗濯をしたりできるので、時間を有効的に使えています。
R:Wさんと同じく基本的にテレワークで仕事をしていて、定例のミーティングがある金曜日のみオフィス勤務しています。テレワークだと出社の日と比べて15分ほど時間に余裕があるので、とても助かっています。
復帰後のお困りごと
W:復帰1日目の夜に娘が熱を出して、さっそく2日目に休まざるをえない状況になったことですね(笑)
なかなか熱が下がらないうえに、私も風邪をもらって、結局そこから3日間連続でお休みしました……。ちなみにその後も体調不良が重なり、6月だけで、終日休6回・半休3回もとっています。
しかも復帰後しばらくは毎晩1~2時間おきにぐずって目を覚ます日が続いたので、肉体的にも精神的にもつらかったです。
仕事も休んでばかりなのに育児もいっぱいいっぱいで、保育園のお迎え後、ベソかきながら帰った日もありました(笑)
なかなか熱が下がらないうえに、私も風邪をもらって、結局そこから3日間連続でお休みしました……。ちなみにその後も体調不良が重なり、6月だけで、終日休6回・半休3回もとっています。
しかも復帰後しばらくは毎晩1~2時間おきにぐずって目を覚ます日が続いたので、肉体的にも精神的にもつらかったです。
仕事も休んでばかりなのに育児もいっぱいいっぱいで、保育園のお迎え後、ベソかきながら帰った日もありました(笑)
R:復帰3日目に感染性胃腸炎で一家全滅したことですね。復帰2日目の夜に息子がおなかを下し、数時間後に私も……。
結局次の日に夫も一緒に激しい嘔吐の症状も出て、トイレとお友達状態になり、2日間仕事を休んでしまいました。
最近は疲れに耐え切れず、養命酒を飲み始めました。なんとなく元気になっている気がします。
結局次の日に夫も一緒に激しい嘔吐の症状も出て、トイレとお友達状態になり、2日間仕事を休んでしまいました。
最近は疲れに耐え切れず、養命酒を飲み始めました。なんとなく元気になっている気がします。
仕事と育児を両立させるコツ
W:何事も「ほどほど」を大事にすることでしょうか。離乳食もたまにはベビーフードを使ったり、手が離せないときは娘にテレビを見せたりと、手抜きでできるところは手抜きしています。
自分がいっぱいいっぱいになると、それが娘に伝わって悪い影響を与えかねませんし、ゆとりをもって子育てするように心がけています。
自分がいっぱいいっぱいになると、それが娘に伝わって悪い影響を与えかねませんし、ゆとりをもって子育てするように心がけています。
R:Wさんと同じような感じですかね。楽できるところは楽をして、次の日にまわせることは無理せず次の日に、のように頑張りすぎないことが大切。
「~しなきゃ」と思うとしんどいので、「まぁいいか」と思うようにしています。
「~しなきゃ」と思うとしんどいので、「まぁいいか」と思うようにしています。
おふたりとも、ありがとうござました!
仕事に育児にと忙しく、充実した日々を送っているふたり。
出社時は明るい笑顔で冗談を言い合うばかりですが、日々奮闘しているんですね。
仕事同様、育児も手際よく効率的に行い、かつ楽しんでいる様子がわかりました。
少しずつ成長していくわが子と飼い猫に振り回され、喜びを得ながら、母としてライターとしてまた一段と成長していってくれるのでしょう。