こんにちは!UXシステム開発部・情報システムチームのサブマネージャーを務めております、新沼です。
ちなみにこのブログも、私たちの実際の取り組みをベースにAIの手を借りながらまとめています。
プロフィール
情報システムチーム 新沼
■職種
情報システム部門。最近はAIやDXの取り組みもあれこれ手を広げてます。
■趣味
バイクとサウナ。最近は娘がバイクの免許をとったので、一緒にツーリングを楽しんでいます。
■犬派?猫派?
猫派寄り。実家ではずっと猫と暮らしてました。
■これから行きたいところ
サウナの本場・フィンランドで”本気のととのい”を味わいたい!
社内に根づいたAI活用のかたち
こうした動きを支えるのは、社内で運用しているいくつかのツールと仕組みです。
- ChatGPT / Gemini(対話型AIの有料版を全社員が利用可能)
- GitHub Copilot(エンジニア向けのコーディング支援ツール)
- AIラウンジ(ナレッジ共有の場)
- AIラボ(テーマごとのAI研究活動)
では、こうしたAI活用や取り組みはどのようにはじまったのでしょうか。
まずは全社員がAIを使える環境づくりから
シムネットでDX推進が本格的にはじまったのは、2023年3月。
きっかけは、代表の田中が、生成AIの急速な普及にいち早く危機感を覚えたことでした。
田中は、エンジニア出身でMBAも保有する技術と経営のプロフェッショナル。田中自身も毎日生成AIを使い込み、その可能性を強く実感していました。
「まずは全員がAIに触れてみることが大事なんじゃないか」
そんな田中の言葉をきっかけに、社内で生成AIの活用が少しずつ広がっていきました。
やがて、有料版のChatGPTやGeminiが全社員に展開されることになり、シムネットのDXが本格的に動き出したのです。
GitHub Copilot導入による開発環境の進化
2023年7月には、エンジニア向けにGitHub Copilotを導入しました。
これは、AIがコードの補助してくれるツールで、開発スピードや品質の向上が期待できます。
導入にあたっては、勉強会を開催し、活用方法やベストプラクティスも共有。こうした取り組みは社内のナレッジ共有や学習意欲の向上にもつながり、開発環境そのものが大きく改善されました。
部署を越え、社内ナレッジを共有する「AIラウンジ」
2024年11月、「AIラウンジ」という新しい取り組みがスタートしました。
この場は、代表の田中が講師を務める社内セッションとしてはじまり、現在は毎週開催されています。
会場は、弊社のデザイナーが手がけた開放的な休憩スペース。おしゃれでくつろげる空間に、部署を超えたメンバーが集まり、業務効率化や資料作成、ナレッジ活用など、日々の業務課題について話し合っています。
その場で解決策を出し合い、すぐに現場に取り入れていく流れが定着しており、AIラウンジは単なる勉強会にとどまりません。
現場の課題をリアルタイムで解決する“実践の場”として、社内にしっかり根づいています。
「AIラボ」と「DX推進チーム」による新しいチャレンジ
AIラウンジの発展形としてはじまったのが、「AIラボ」。
資料作成やナレッジ共有、顧客対応など、実務に直結するテーマごとにメンバーが集まり、継続的な研究をおこなっています。
また、同時期には、人事やエンジニア、デザイナーなど、さまざまな職種のメンバーで構成された「DX推進チーム」も立ち上がりました。
このチームは、AIラウンジの運営を田中から引き継ぎ、週1回のペースで開催を続けながら、社内のAI活用をさらに広げています。
今後のブログでは、AIラボやDX推進チームから生まれた具体的な成果や事例を詳しくご紹介する予定!
今回はその導入として、参加メンバーの声をいくつかピックアップします。
AIラボ参加者の声(一部抜粋)
トップダウン×ボトムアップで推進を加速
シムネットのDX推進は、「トップダウン」と「ボトムアップ」の両方からアプローチしています。
経営陣が大きな方針を示しながら、現場からの声や日々の工夫も丁寧に汲み上げることで、組織としての柔軟さとスピードを両立しています。
個人レベルの改善も、組織全体の動きも、どちらか一方ではなく、両輪で動かしていく。
それが、シムネットのDXの進め方です。
シムネットのDXはまだまだ加速中!
これだけで満足することなく、現在は社内オペレーションの80%をAIで代替するという目標に向けて、日々チャレンジを続けています。
使って終わりではなく、どう使うかを考え、仲間と共有しながら、少しずつ前に進んでいく。
そんな働き方が、少しずつ社内に根づいてきました。
「AIと一緒に、もっとおもしろい仕事の仕方をつくっていきたい」
そんな想いに共感してくれる方と、一緒に進んでいけたらうれしいです!